天安門広場に車が突っ込んで炎上したらしい。これをNHKが報道したら、中国では見られないように情報操作をしたそうだ。中国のインターネットがどの程度の情報管理を行っているのかよく分からない。表向きは当局が都合の悪いデータにフィルタをかけているが、フィルタをすり抜けるような方法はいくらでもある。
政治的な情報操作が古来から当たり前のように行われてきたことは、歴史を紐解けばすぐに分かる。歴史というのはリアルな生活で最も役に立つ学問なのだ。それは偉大な人々の知恵の結集であり、成功事例と失敗事例の集大成だからである。日本はその点、歴史を反省、分析する姿勢がどうも足りないような気がするし、仮にその努力をしているとしても、実際の政治に活用しているようには見えない。
歴史といえば、中国の歴史で美女が国を滅ぼしてきたという史実が何か最近気になっている。もっとも、それは中国に限ったことではないのだが。