平家物語に違和感を感じます

平家物語の冒頭は、最近は小学校で古文も教えているので必ず出てくる有名な一節だ。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

琵琶法師が語ったと言われている。今でいうラップのようなものだろうか。音楽に重要なのはメロディとリズムである。「諸行無常の響きあり」を声に出して読んでみれば、その読みやすさとノリの良さに驚く。

ところがこの一節の中で非常な違和感がないだろうか。リズミカルに声に出して読んでみれば分かる。「盛者必衰の理をあらはす」の所だ。

基本的に日本の歌、和歌や短歌は四拍子である。五・七・五はそのまま読むのではなく、間合いを追加して八・八・八で読む。平家物語もそうだが、この場合は先頭に間合いを入れた方が美しい。

○・ぎ・お・ん・しょ・う・じゃ・の

か・ね・の・こ・え・○・○・○

○・しょ・ぎょ・う・む・じょ・う・の

ひ・び・き・あ・り・○・○・○

○・○・さ・ら・そ・う・じゅ・の

は・な・の・い・ろ・○・○・○

○は無音で、このようにすれば8ビートのロックのリズムでも読めてしまう。

ところが次の「盛者必衰の理をあらはす」が読めない。

文字数が多すぎるし語呂も悪い。KANA-BOON というバンドが「盛者必衰の理、お断り」という歌の中でこの一節を使っているのだが、この箇所に非常に苦労しているのが分かる。「盛者必衰の理」で終わっていればまだ何とかなるのだが。

とある掲示板に自称東大受験生があまりに不合理な質問をしていたので、「盛者必衰の理」は知ってるだろとコメントした。理学部に行くつもりなら理ということを理解できる頭を持て。では「理」というのは何かという話になるのでこの一節を引用したわけだが、実はそれが音韻上はあまりにも非合理的なのである。

初心に帰ってみました

どうもうまく検証できないデータがあって、いろいろ悩んでみたのだが、そういう時は少し歩き回ったりするといいアイデアが出たりする。脳科学的にも実証されているというのだが個人的にはどうも怪しいような気がしないでもない。それで歩き回って出した結論が、初心に帰るということだ。プログラマーなんだからプログラムで何とかしろ。

微分のことは微分でやれと言った有名な数学者がいるが、プログラムのことはプログラムでやるのがいい。考える前に走らせてみたら、案外うまく行くこともある。

 

店で聞いた音楽に驚きました

いつものpcで聞いたつもりなのだが、いや、そこは間違いないと思うのだが、驚くほど雰囲気が違っていた。周囲の音量の影響とか、ヘッドホンの違いとかもあったのかもしれないけど、人間の感覚というのはメンタルに大きく影響を受けるから、そのせいではないかと思う。

病気で寝ていて、寝すぎてどうにも寝られないようなときに音楽を聴くことがあるのだが、いつも聴いているのとは違った感じに聞こえたりする。

 

北海道産の素材を使ったティラミスを食べました

実は私は食べてないのだが、それはそうとして、そのティラミスの素材が北海道産だというのはどうすれば検証できるのだろうか。プログラマーとしては検証というのがどうしても気になる。

プログラムは想定通りに動くことを検証することがもちろん重要なのだが、動作したらいいというものではなく、それはロジカルに説明できるようなものでなければならない。プログラミングというのが理屈の塊みたいなものだから、それを作るスキルがあれば動作も説明できて当然と思われるかもしれないが、世の中には理屈が分からないけど動くという不思議なプログラムもたくさんあるのだ。情報科学もいつの間にか魔法の世界に突入しているのである。

紙袋を持って電車に乗りました

それがどうしたと言われそうだが、中にはごみのようなものしか入ってないので底が抜けたりしたら困ったわけである。無事目的地までたどり着いたが、途中で手提げのヒモがぷちっという音を立てたのはちょっとビビりました。紙袋じゃなくて布製のトートバッグにしておけばよかった。いつもは持ち歩いているのだが、今日はたまたま持っていなかったのである。

中に入っていた本は、今日かったモーニングとか、古本で買ったラノベとか、ニーチェとか、受験本とか、もう無茶苦茶な選択で、職務質問されたら何と言えばいいか困ったかもしれない。もう少し関連性のあるものを詰めればよかった。もっとも、経験的に、スーツにネクタイ姿で職務質問されることなど絶対にない。新宿や池袋の夜を歩いているときに声をかけてくるのはアレ系のお店の客引きばかりなのだ。

明太子かずのこが辛かったです

今日の夕食で食べたのだが、案外辛かった。と言われたら、明太子数の子とは一体何なのかと悩む人もいるかもしれない。悩んでほしい。どうも風邪っぽいのだがそれを吹き飛ばすような辛さだった。

で、風邪っぽいのですみませんが今日はもう寝ます。おやすみなさい。

 

今日は何となく気分がいいです

病人みたいな言い草だが、昨日は午前3時半に起きたからハイになっているのかもしれない。とはいっても徹夜したわけでもないし、普段は6時半には起きているからそんなに凄い違いでもないが。ちなみに今日は寝坊して7時起きになってしまって、まあそんなものだ。

天気も微妙だったし、よく小銭を落とすし(全部拾ったが)、どうも本調子ではない。でも気分はいいのである。

無線マウスのアダプタをよく見失います

Bluetooth 対応のワイヤレスマウスのアダプタで、USBに挿入する超小型のものがある。小さいから邪魔にならないので便利なのだが、なぜかこのアダプタが硬い。力を入れないと入らないのは仕方ないとして、抜くのが大変である。今日も抜いたところで指先が滑って、どこかに飛んでいってしまった。どこに行ったか分からない。

LEDでも付いていて、抜いたらしばらく光ってくれるとありがたいのだが、とか思う。幸い、今日は探しまくって何とか見つかった。こんなことなら無線でなく有線で全然構わないような気がしてきた。

 

スープを買ってきました

スープ屋さんのスープで、冷凍なのだがとても美味い。一度夕食と合わせてみたいと思っていたのだが、実にいい感じだった。

このスープを買うときに、前のお客様がかなり時間をかけていて、こっちは事情があって急ぐのだが、何となく面白かったのでニヤニヤしながら後ろでずっと待っていた。スープがたくさんあるとどれにするか迷うようだ。どれも美味そうだから仕方ないし、飲んでみないと微妙な味までは分からないだろうし。

この店は、その場でスープ付きの食事もできるのだが、急いでいたから買ってすぐに目的地に向かってしまって、その人がどんな顔して食べていたのか分からない。思い通りの味だったのだろうか。