今日で6月が終わるので月末の作業をしています

月末といっても大したことではないのだが、毎月末にやっている作業が二つある。

一つは、mixi のコミュニティのトピックを作成すること。作成するコミュニティは「プログラマーズフォーラム」と「もののけ」の2つ。プログラマーズフォーラムはその昔(という程でもないが) ニフティサーブというパソコン通信サービスにあったコミュニティで、インターネットに駆逐されてしまって既に存在しない。

1990年の真ん中あたりだったと思うけど、ニフティサーブのフォーラム管理者が集まったオフ会があった。確か、中村氏を囲む会、みたいなのだったと思う。中村氏というのは中村明さんという偉い人で、ニフティサーブに入会したら中村明さんからメールが来ることになっていて、それが「中村メール」と呼ばれていたりした。

その頃はパソコン通信全盛期で、ちょうど People というサービスが新規参入するというので話題になっていたから1994年だったかもしれない。同業他社が似たテーマのコミュニティを開設すれば、フォーラム管理者としてはアクティブ会員を失いかねないので注目していたわけだ。

その時に何言ってるのという感じの参加者が二人だけいた。その一人が私で、もう一人は確か当時書斎フォーラムを担当されていた古瀬幸広さんである。二人の意見は同じだった。今最大の脅威なのはパソコン通信の同業他社じゃなくてインターネットですよ。パソコン通信のコミュニティのようなサービスが、個人で誰でも出来るようになったらどう対応するつもりですか?

残りの皆さんがきょとんとしていたのを覚えている。

先見の明とかカッコいい話をしたいのではない。おそらく、皆さんはまだインターネットに触れる機会が殆どなかった、それだけのことだろう。幸い私は本業の方でインターネットをかなりの初期、WWWが普及する前から使っていた。当時でさえ誰だってこのインフラが普及したらどうなるかを想像することは容易だったが、そのインフラ自体を知らなかったらどうしようもない、ただそれだけのことだ。そして、流石に古瀬さんはそこに既に注目していたのである。

ちなみに毎月末にやっているもう一つの作業というのは、ブログのアクセスログを保存することだ。3か月以上前の記録は削除されてしまうので、月末にあわてて過去のログを保存するのである。自動化しようとして一度は成功しているのだが、ブログの仕様変更に敗れ去って現在に至る。何とかしないといけない。

筆記具は万年筆を使っています

筆記用具は基本的に万年筆を使うことにしている。

人間は知的作業を行う動物である。知的作業ということは、あらゆるシーンでメンタルが絡んでくることになる。気持ちよい気分のときは捗るし、機嫌が悪いと何をしてもうまく行かない、といったことはよくあるだろう。それはメンタルという言葉で説明できる、ていうか、当たり前すぎて説明する必要もなさそうだが。

万年筆を使う理由は、気持ちよく字が書けるからだ。

いい気分で字を書けば、そこから何かヒントが生まれてくる。実はこの文章はエディタを使って直接パソコンに入力していたりするので、臨機応変なのだが、万年筆で書いているとキーボードを叩いているのとは違った感覚で違ったイメージが湧いてくるような気がする。

昔からモンブランの万年筆を使っている。

ご存知だと思うが、もちろん有名どころの一流ブランドである。ブランドというのは品質に裏付けられた価値だから、その点でも安心だが、ずっと使っているという経験からも安心感がある。最初に使ったモンブランの万年筆は、大学に進学するときに大叔父様がくれたものだ。講義のノートをそれで書いていたのだ。もう三十年以上も前のことだ。

その後、パソコンを使うようになって、あまり字を書かなくなった。数年前に、あるプロジェクトに参加して、私の役目が終わったときに、記念に万年筆を買った。もちろん、これもモンブランである。

昨年春頃に、この万年筆が壊れた。落としたときに軸の樹脂が割れてしまったのだ。

瞬間接着剤を使って騙しながら使っていたのだが、軸が微妙にずれたのと、ペン先にも歪みが出てしまったようでインクがうまく流れてくれなくなった。万年筆は精密機械だと実感した。修理に出したら確か2万円ほどかかったと思う。大事に使っていたのだが、それがまた落として割ってしまった。学習能力がないのかな。

ところで、今使っているのは、今年の春にプレゼントでもらった万年筆である。今回は教訓を生かして金属の軸のものを選んだ。これなら落としても割れることはないと考えたのだ。最初に使ったのも金属の軸だったから、最初に戻ったような感覚がある。

万年筆はペン先がなじむまではうまく書けないことがあるが、3か月程度使って、ようやくなじんだ感じがしてきたところである。

万年筆とノート

万年筆とノート

社長ブログを始めることになりました

一度はやってみたかった社長ブログなのだが、社長にならないとやりようがないので如何なものか、と思っていたところ、かなり強引な成り行きで起業することになってしまった。

起業に関する事前の準備とかは、おいおい紹介するとして、このブログは WordPress を使って構築している。HETEML というレンタルサーバーは、簡単に WordPress をインストールする機能があるというので、試しにやってみたら本当に簡単だった。メジャーなブログサービスでユーザー登録する程度の感覚でブログが出来てしまった。

もっとも、この後のカスタマイズが大変なのかもしれないが。実は WordPress を使うのは今日が初めてなので何も分かっていないのである。

デフォルト設定のままインストールしたら admin というユーザーが出来てしまったので、投稿用に phinloda というユーザーを追加しようと思った。

ダッシュボードという画面にユーザーというメニューがある。勘によればこれだろう。ありました、新規追加という項目が。

ユーザー名とかメールアドレスとかチャチャッと指定して、パスワードも適当に、いや適切に指定する。権限グループって何だ? 購読者、管理者、編集者、投稿者、寄稿者とあるけど、後で変更できるのかな。投稿するんだから投稿者っぽいけど、調べると、次のような権限の差があるようだ。

編集者 – 投稿して公開できる。他人の投稿も管理できる。
投稿者 – 投稿して公開できる。
寄稿者 – 寄稿できるが自分で公開することはできない。

原文が英語なんだけど気にしない。これなら編集者の設定でよかろう。早速登録しようとして失敗。同一のメールアドレスは指定できないようだ。メールアドレスがキーになるのか。まあいいや。別のアドレスを指定しておこう。

ということで、まだどこにもアナウンスしていない状態なので見に来る人もいないと思いますが、皆様よろしくお願いいたします。