リズム

とある掲示板に、作曲をしたいがリズムはどうすれば身に付くのか、というような質問が投稿されていた。

リズムとは何かという時点で既に説明がとても難しい。実際、リズムとは何ですかという質問を見たこともある。言葉で説明しようと思うとすぐに詰んでしまう。

世の中には言葉では説明が難しいが、体感的に殆どの人が理解しているようなことが結構ある。そのような概念をAIはどうやって理解するのだろう。

肌感覚

JAXA が打ち上げた小型月着陸実証機 SLIM が着陸に成功したとの報道があった。

太陽電池が稼働しないというトラブルが発生したが、着陸自体は成功したそうである。

SLIM のミッションとしては、目標から100m以内のピンポイント着陸というミッションがあったのだが、これに対して宇宙科学研究所長の國中氏が「肌感覚としては100m程度のピンポイント着陸は成功した可能性が高い」と述べた、と報じられている。

肌感覚というのがよく分からない。

野党の裏金

岸田派は解散の方向で動いているらしい。

派閥や裏金に対して、野党重鎮達が猛烈に批判しているが、野党もパーティーは行っていたはずだし、派閥のようなグループもあるのではないか。にもかかわらず、自民党以外の党の話が全く出てこないのは本当に不思議なことだ。

速読力

2024年度共通テストの中間集計が発表された。英語リーディングの平均点が下がる可能性が高いそうだ。

得点が下がった原因として、昨年より英文が長くなったことが指摘されている。英文の難易度はそれほどでもないが、速く読み的確な判断をすることが要求される。このスキルを身に付けるには日頃から英文を読み込むしかないのと、もともと日本語が速く読めない人にはきつい。

今、コンピュータが何でも高速処理してくれる時代に、人間にも高速処理が必要とされているのだろうか。速く正しくは理想だが、重視すべきところは「速く」よりも「正しく」だと思う。

英文開示義務

東京証券取引所が2025年3月から、プライム上場企業対象に、重要情報の英文開示を義務付けるそうだ。

日本の企業の情報を英語で発信しなければならない理由は、海外投資家が判断しやすくするためらしいが、日本企業の海外投資家による買収を促進し、日本の経済力をさらに低下させるのが最終目的のような気がしてくる。

個人的には、日本企業に投資したければ日本語を理解する程度の努力を義務付けるべきだと思う。そもそもAIによる翻訳技術が急速にレベルを上げている現在、情報公開側が英語で情報公開する必要性があまり感じられない。

東証が英語による情報公開が重要だと考えるのであれば、東証側で公開された情報を責任もって多国語に翻訳する程度のことは実行すべきではないか。

フリーズ

プライベートのスマホの調子が悪い。今日はスーパーに入る前に開いてみたら2分以上無反応だった。レジを通るまでにスマホが操作できないとポイントがもらえない。

カードを持ち歩いていた頃は、カードを忘れたらアウトだが、カードがフリーズすることはなかった。

15秒

とある会場で、共通テストの試験時間が15秒短くなるというミスがあったらしい。

あと1分になったところでマークを塗り直しますか、という質問があった。消したところで「終了です」と言われて濡れなくなったら点がもらえない。消さずに置いておけばもしかすると正解かもしれない、という話である。

15秒というのは消して塗り直すのに十分な時間だ。タイムキーパーは誤差の範囲と考えたらしい。30秒単位で列車を運行するのが当然の日本では、そのような大きな誤差は許されない。