WWW (World Wide Web) に公開された情報は URL で手軽に参照できるというメリットがあるが、参照していたページが消滅することがあって、時間が経過すればするほど消滅したページが増えて、リンクを多用したデータのわけがわからなくなるという特徴もある。
ページを管理している側がいつでも公開停止できることも WWW のメリットと考えることもできる。WWW 自体が書籍のようにデータを永続化して持っているメディアとテレビやラジオのようにデータがリアルタイムで拡散して消滅するメディアの中間的なものと考えるのがいいのかもしれない。
この場合、後で参照する必要があるものは手元にコピーしておくのが安全だ。コピーを公開しない限り、法的には問題ないのだが、今は動的なページも多く、コピーを作る手間も無視できないことがあって、一筋縄ではいかない。