今、帰宅の途中の地下鉄である。地下鉄だから接続が怪しいが、とりあえず何とかなるだろうと楽観的に考えて書いている。
こんな時間になったのは、サーバーの移動作業があったから。最悪シナリオまでちゃんと想定して、CentOSをインストールするための DVD をいつでも作れるようにしておいたのだが、そこまで最悪ではないがかなり冷や汗の出る状況になった。メインのサーバーからLANが見えないのである。
最初、ルーターの設定を疑ったり、DNSの設定を変えたり、DHCPからアドレスを取るようにしてみたり、いろいろ試みたのだがどうにもならない。徹夜も覚悟したのだが、結局、LANケーブルを挿すソケットが違っていたという馬鹿馬鹿しい原因だった。
サーバーを移動すると必ず何か起こるようだ。ちなみに、移動は私がやったのではない。移動前と同じように結線するというのは基本なのだが、外した通りに入れなかったというだけのことで、1時間半悩むことになった。
自分で結線を外したマシンは、ここに挿す、みたいなメモを取ってあったのだが…。
いろいろ予兆はあった。例えば、ハブに接続したら link が100Mbpsになってしまう。ギガビットで接続していたはずなので、これはおかしい。サーバーのテストポートにケーブルを挿してしまったので、100Mbpsしか速度が出なかったのである。一つ知識が増えた。
試しにもう一台別のサーバーを接続したら、それも100Mbpsになったので騙された。実はそのサーバーは本当に100MbpsのLANアダプタだったらしい。今時そんなサーバー使うのかというと、ソフトを入れ替えるのが面倒すぎるので、使えるうちはいつまでも使うのである。