階段から落ちました

図書館の階段で10段程度あるところを、一番上で何か躓いたような感じになって、そのまま一番下まで落ちた。階段を斜めに横切って下のところで壁に顔が激突。眼鏡のフレームは45度ほどひん曲がってかけられない状態になった。

動けないのでしばらくじっとしていたら人が集まってきて「大丈夫ですか」と言う。どう見ても大丈夫ではないのだが、これは相手が返事できるかどうかを確認するための正しい方法なのである。いつもはうっかり「大丈夫です」というのだが、流石に階段をこれだけ落ちたらもしかするかもと思ったので、少し考えてみた。痛いところはないか。左腕が痛いのだが、骨をやった痛みではない。打ち身のようだ。顔と手が痛いが、これは擦り傷っぽい。

頭は打ってない。最終的な態勢と怪我をしたところから想像しても、咄嗟に受身を取ろうとしたらしい。階段から落ちるときに受身は無茶だが、そもそも、受身なんていつ覚えたのだろうか。格闘技の経験はないのである。思い当たるのは、高校の授業で柔道をやったことだ。それだとしたら、何十年もたって体が覚えていたってことかもしれない。

結局、捻挫すらしないで済んでいて、眼鏡が当たって顔が少し切れたのと多少の打撲程度で済んだ。不幸中の幸いである。問題は眼鏡なのだが、買った眼鏡屋さんにすぐに持っていって直してもらった。かなり曲がっていたから、折れるかもしれませんよと警告されたが、無事直った。素材がいいので何とかなったらしい。なお、万一折れた場合だが、修理は出来ると言っていた。

最近はどんなに曲げてもすぐに戻るような耐久力のある眼鏡もあるようだが、こんな事故を想定して眼鏡を選ぶ人もいないような気がするし、多分私もしないと思う。

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