急に涼しくなりました

東京は雨が上がって急に秋らしい天気になった。気温はそれほど低いわけでもないと思うのだが、人間の感覚は相対的だという話を今更のように実感する。感覚が相対的というのは、感覚器官が差分を検出するようになっているという話で、確か大学で学んだのだと思うが、分かりやすい例だと、ある部屋に入るときに、明るいところから来た人は暗いと感じるが、もっと暗い部屋から来た人は明るく感じるという話が有名だろう。

携帯電話のディスプレイの明るさは、周囲の明るさにあわせて自動的に調整できるようになっているようだ。明るいところだと暗い画面は想像以上に見にくくなってしまうのである。明るさを検出するのは簡単だから、それを元にしてバックライトの明るさを決めてやればいい。

ところが、私の使っている携帯電話は、使っていると急にバックライトが明るくなったり、次に暗くなったり、そのような振る舞いを繰り返すことがある。これは制御するソフトウェアのロジックがおかしいのだと思うのだが、どういう仕様にすればそのように振動する結果にできるのかよく分からない。