住所をその都度書くのが面倒です

先日、TSUTAYA で住所氏名、電話番号を書く機会があったのだが、最後に TSUTAYA CARD を渡した時に何してるんだろうと思った。このカードの登録情報に住所も氏名も全部入っているのだから、わざわざ書く必要はないはずなのである。本人の確認のために住所等を書かせて、カードの内容と比較する、というのであれば理由としては分かるのだけど、この時は本人確認のために免許証も見せているのだ。意味が分からない。

マイナンバーというユニークな識別番号を国民に割り当てる法案が通った。番号によって一意的に個人が特定できるのなら、住所を登録しておけば、その都度書かなくてもマイナンバーを書くだけで住所が分かるようにできるはずである。これは個人情報保護の意味でも都合がいい。というのは、店員が見るのは数字の羅列だけなので、住所を隠すことができるからだ。番号に対応した住所は配達する人だけに公開すればいいのだ。

番号が違っていたら無関係の人に届いてしまうのでは、という心配をする人がいるかもしれない。その心配は必要ない。氏名などを併記していれば、それがチェックの役割を果たすからだ。例えばクレジットカードでネットで買い物をするときに、カード番号と氏名程度しか入力しない。それでも、他の人のカードから引き落としてしまった、なんて事故にあったことがある人は滅多にいないと思う。もちろん、番号の誤記とかではなく、犯罪絡みとか情報流出のために、というのは別として。

その場で本人だけに確認のための表示をするような仕組みがあってもいい。スマホのカメラで撮影して数字が合っていることを確認するだけでも十分なのである。

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