「やさしくなりたい」を聴いています

借りようとしてもいつも貸し出し中だったのが、うまく借りることができたのでずっと聴いている。ちなみに私は「家政婦のミタ」は見ていないのだが。ちゃんと聴いてみると何となく Bon Jovi の Livin’ On A Prayer に似たコンセプトというか人生観があるような気もする。

這い上がろうとしてもなかなか上がれないというのはキツいものがあるから、どれだけタフかという勝負になると思うが、Yahoo!知恵袋を見ていると死にたいとか死ぬしかないとか人生終わっているとか、そういう質問を書き続けている人がいて、それだけ書いて全然死ぬ気配がないのは案外タフなんじゃないかと思う。

先ほどもその種の質問の常連さんの投稿があったので、気が向いたので回答を書いてみた。

大企業で大勢のチームを組むときの鉄則があります。数名の優れたメンバー、大勢の普通のメンバー、それだけではなく、1人はダメな人間を入れる。

人間は、自分よりも下に誰もいないと不安になり、本来の力を出せなくなるそうです。だから、意図的に使えない人間を入れることで、チーム全体の効率を上げることができます。

何をやってもできない、ダメダメな人間でさえ使い道はあるわけです。ある意味優れた才能です。何もできないというのは侮れないスキルなのです。

知恵袋を見て「私より悲惨な人もいるんだ」と安心する人もいるかもしれません。あなたは社会に必要な存在です。自信を持ってください。

馬鹿にしているように見えたらそうかもしれないが、この人には悪いが、チームにできない人間を入れるというのは本当の話である。実際は死にたいという投稿を見てがんばる人は少ないかもしれないが。

知恵袋にある有名な人がいて、凄いタフなんだけど、本人曰く大卒、でも中卒っぽい。自称ITのスキルがあるというのだが、書いていることを見れば少し気の利いた中学生レベルのスキルもないことが分る。無職だったが最近東京に出てきて仕事を始めたらしい。雪が降ったら無断で休むというような人なのでいつまで続くか分らないが。ちなみに今も相変わらずの投稿を続けているようだ。

この人が起業して大もうけするぞという話を何度も書いていて、ギャラリーがさっさと起業しろというのだが一向にそんな気配はない。多分、この人に起業するスキルはないと思う。書類の書き方どころか、書類の入手方法が分らない、そういうレベルだから。

私が前の会社を辞めるとき、再就職より起業しようということを、実際辞める1年前から考えていた。結局辞めてから数か月、何をどうしようかと、引き続きだらだら考えながら、前職繋がりの保守作業等で生活していた。

ある日気付いて愕然となる。私の今の状態は、あの知恵袋の起業すると言っているだけの人と同じではないのか。

それが昨年の5月頃。6月中に全部手続きを済ませて7月には登記が終わった。会社を作るきっかけをくれたのは、例の人なのである。インターネットは思わぬところで知らない人に変な影響を与えている。

 

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