東京にいると TSUTAYA は移動先に大抵あるので、いろんな TSUTAYA に行くのだが、聴きたい曲があったので、今日は久々に近所の TSUTAYA に行った。普段は pc で iTunes を使っているのだが、何と iPad を未だに持っていないのである。ていうか携帯用プレーヤーがない。
CDレンタルは4枚で1000円。と言われると、借りたいアルバムは2枚なのに、つい4枚借りてしまう。典型的な消費者心理で我ながら感動的だ。
いつも思うのだが、デジタルデータがインターネットでいつでもダウンロードできるようになっていれば、わざわざ手元にメディアを持つ必要はないわけで、アルバムを何百万枚売ったとかいう過去のヒット曲は、考え方によってはそれだけ資源を無駄に使ってしまったわけで、当時の技術レベルでは回避不可能だったにしても、今だってそうなのだろうかというのが微妙な気分。
しかも、マニアやファンが手元に置いておきたいというのでCDを買うのはともかく、投票券や握手券が付いてくるという理由でCDを大量に買うというのは、流通のコストとか考えるとどんなに無駄にエネルギー使っているんだよと思ったりする。まあでも経済活動というのは、その無駄を金にするという側面もあるわけで、無駄を無くせば何もかも解決するという話でもないのだが。
今からあと10年、20年後に今のようなCDレンタルショップが絶滅して、インターネットのデジタルレンタル、あるいは購入が当たり前になっているか、というとそれも微妙な気がする。
そういえば今でもアナログレコードの店はあるのだっけ。昔、といっても10年経ってないと思うけど、渋谷や下北沢のその種の店に行った記憶はあるのだが。