脳が活性化しています

考えてみればよく意味が分からない言葉だ。「脳が活性化する」というのはテレビでアハ体験の茂木氏がよく使っていたような気がするのだが、そもそも脳というのはいつも活動しているような気がしないでもない。部分的に寝ていたりするのなら大したものである。

記憶のメカニズムは心理学用語の短期記憶、長期記憶という考え方で説明されることがある。これは情報処理用語にすれば、キャッシュメモリとメインメモリ、あるいはハードディスクのキャッシュと記録媒体に対応させれば分かりやすい。

受験系の掲示板でよく「頭が悪いから成績が上がらない」という人がいる。実際は頭が悪いのではなく、勉強していないから成績が上がらないケースが殆どである。学力は頭の良し悪しではなく、どれだけ勉強したかに影響される。受験研究家の人達はそのように言っている。このことは、脳をコンピュータのCPUだと考えると分かりやすい。個人差はもちろんあるのだが、CPUの性能はそれほど大きな差はない。それよりも、中に入れるソフトウェアやデータで、どれだけ使えるかが決まってくるのである。

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