プレジデントオンラインに、15年間医学部受験をして落ち続けている人の話が出ていた。この受験生は働いておらず、年金生活の両親に頼っている。受験生の言い分としては、医者になったら一生食べて行けるので受験に専念したいようである。とはいってもこれでは、合格する前に一生が終わってしまう。

いくら国立医学部が難関だといっても、15年間勉強して合格できないというのはおかしい。僅差ではなくセンターで200点足りないというのもわけが分からない。900点満点が合格ラインというのはあり得ないが、そこから200点引いたセンター700点というのは2、3年勉強すれば達成できそうな得点ではないか。

ある程度は仕方ないと思うが、子供が2浪、3浪したら、その後は全部自分で稼いで勝手にやってくれと家から追い出すべきではないか。親は子供を育てる義務がある以上に、子供が自分で食っていける人間にする義務があるのだ。