一部の地域を残して、39県で緊急事態宣言が解除された。これで元の状況に戻ったらまた感染者が増えるのではないかと危惧されているが、日本国民は諸外国のように以前の生活にすぐに戻るのではなく、かなり警戒していて、むしろ解除前と変わっていないような気もする。

日本のコロナ対策は、特に医療関係に関しては他国に比べて圧倒的な成功を収めている。アメリカやロシアといった先進国が大流行を止められなかったのも不思議だが、なぜか日本国民は政府を強く批判していて、あまり信用していないように見えるのも不思議だ。緊急事態宣言を解除するといっても、本当に大丈夫、という疑惑満載で、まるで信用されていないのではないか。政府を信用しない姿勢が、いい方向に影響しているのかもしれない。