横断禁止

歩行者横断禁止の道路標識を「わたるな」と表記できるように法改正する案があるという。改正などとんでもない、超改悪ではないだろうか。

子供でも読めるようにするためという理屈のようだが、「横断禁止」と書いてあれば渡らないように、と教えたらいいだけの話だ。そもそも、子供は漢字が読めないというのは大人の勝手な思い込みで、大抵の子供は漢字を読める。漢字の読みを出題するクイズ番組を見せていたら、大人が読めないような難読漢字でも勝手に覚えてしまう。

漢字で書いてあれば漢字の勉強にもなるのに、わざわざ平仮名にして漢字に触れる機会を減らすのは学力を低下させようとしているとしか思えない。ひらがなにすれば分かりやすいというのも誤解で、赤い標識は「だめ」って意味なんだよとか、「禁」という字があればやってはいけないんだよ、という基本的なことを幼児のうちに教えた方が、あらゆる意味で理にかなっているはずだ。

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