元ネタはITmedia の「通勤手当は存在自体が不公平である、あるいはワークアウトで会社を作るということ」である。先に軟弱なことを宣言しておくと、通勤手当を一律にするという考え方にも一理あると思う。完全否定する気はない。
なぜ僕らの会社は(そして世の中の殆どの会社は)、家賃の全額を補助しないのに、通勤費は(ほぼ)全額補助するのが当たり前だと思いこんでいるのだろうか?
弊社は住宅手当はないが、通勤手当は全額補助しているので、その理由を説明しよう。とても簡単なことだ。
住居費、例えば家賃は、会社がどこにあろうと変わらないが、交通費は会社がどこにあるかで変化するからだ。
つまり、家賃は従業員都合で完全に決定するが、交通費は会社の都合に左右されているからだ。
私が従業員として働いていたときに、会社が引越したということが何度かある。すると、交通費も変わってくるから、申請して変更ということになった。
会社が引越すというのは間違いなく会社の都合だ。それで従業員の手取りが減ったりするのはいかがなものか。その負担を従業員に押し付けていいのだろうか。(もちろん会社が近くなることもあるわけだが)
極端な話、会社がちょっと遠くに引っ越すことになりました。皆さんの交通費が平均で毎月2万円増えるけど(どんなに遠くなんだ!)、その分は自分で払ってね、というのはアリなのか。
私はこれはナシだと考える。2万円じゃなくて200円だったらいいかというと、金額は関係ない。考え方・ロジック自体がナシと考える。だから弊社は交通費はかかった分だけ支払う。社員を会社まで移動するのも会社のコストであり、会社の設備代、部屋代と同様の必要経費だという判断なのだ。