日本語でも分からないものは分からないのです

私は道を聞くと教えてくれるように見えるらしくて、実際よく聞かれるのだが、先日、電車の中でお年寄りに「この電車は○○に行くか」と聞かれた。実は全然行かないのだが。ただ、最終目的地を聞いてみると新橋に着けばいいらしい。それは○○とはかなり違う方向なのだが、新橋なら方向は合っている。

どうも状況が飲み込めないので持っていたパンフレットを拝見してみると、結論としては、その電車でよかったようだ。

東京オリンピックに向けて、外国人向けの整備が進んでいるという。標識を英語にしたり、主要な駅に外国語のガイダンスを用意する、そういう作業が行われている。しかし、それがお年寄りだとはいえ、日本人ですら分からないような交通機関を外国語で案内しても分かってもらえるような気がしないのは私だけか?

日本はインターネット後進国という説もあるが、仮にもIT大国を名乗るのであれば、これさえ持っていたら目的地を入力しただけでどこで何に乗り換えたらokか全部指示してくれる、のような端末を用意して低価格で配布した方がいいと思う。販売価格がどこまで安くできるか分からないが、広告付きサービスにしたら無料配布も可能かもしれない。

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