ソフトウェアエンジニアなら与えられた仕様通りに作るというのも重要なことだが、なぜそのような仕様なのか、必ず reason がある。それを理解しているかどうかで、柔軟に振舞えるかどうかが決まる。理由も知らずに言われた通りにすればいいというものではない。
ということを考えさせられることが、最近何度かあったので改めて思ったのである。人間のやることには必ず理由がある。人間に限らない。どんな動物だってそうなのだ。
ドラゴン桜に出てくる国語の先生も、考えることが大切だ、というようなことを言うのだが、実はそれがなかなか難しいのだ。毎日歩いているときにもいろいろ考えろという。観察しながら街を歩くと確かに面白いのだが、そういう余裕があるかどうか。